結論から言えば、この本は、様々な経営本がある中で経営者(成功するビジネスマン)の日々の姿勢が分かりやすく描かれている。
というのも、様々な成功している(中小企業で独自コンテンツ~大企業一歩手前~)にお会いする中で、共通している姿勢が明確に対比形式で描かれているからです。この本の中にある、羊ですが、単純に平均的サラリーマン。
そしてライオンとは、成功するサラリーマンや経営者。
中をパラパラっとめくってすぐに分かります。
特徴的な内容としては、ヒツジは、いつも根拠は?と口にする、ライオンはとりあえずやってみるです。一歩踏み出すのも早いのが今までお会いしてきた経営者の特徴です。
ヒツジはネットサーフィンの時間が長い。ライオンは始業時間には悠然とコーヒーを飲んでいる。という内容も面白い。時間前には行動する習慣は非常に重要です。
仮にギリギリになっても、大きな痛手にはならないということでもありますし、何か特別なアクシデントがあった時にも対処する時間や気持ちの準備、対策を考える時間を有しているということでもあるでしょう。
ヒツジは今度会いましょう。ライオンは今から会いましょうと言う。
これは、昔で言う拙速を旨とするというところでしょうか。
これも面白いものです。ヒツジはここに書いてあるが口癖で頚になる。ライオンはわかりづらいですねと謝罪して出世する。
これ、ちょっと気付きづらいですが、本当です。混在型の人も多いかと思いますよ。
ヒツジはお礼をメールで済ませる。ライオンは下手でも自筆でお礼状を書く。
これ重要ですが、併用すれば面倒くさくなく、済みますよね。
ヒツジはペンディングが好き、ライオンはフライングが好き。
いわずともがなです。ですが、決断の先延ばしをせず、行動して失敗を恐れない。これってサラリーマンには難しいですが、個人的には、組織の壁があるならボランティアで実現しちゃえです。
『ヒツジで終わる習慣、ライオンに変わる決断』で得られるメリットを整理すると○
- 本当は統計的に成功するビジネスマンに共通する姿勢について書いてある。
- 77項目に渡って書かれている。
- 分かりやすく頭に残りやすい。
- 行動を小理屈貫きに身につけたい人に合っている。
- 挙げてないが、異性を口説く姿勢も描かれています。
読んでおいて損は無い本ですね。(分かりやすさを追求する方にとってです)
『ヒツジで終わる習慣、ライオンに変わる決断』を読んでみて結論は
分かりやすく単純に上手くいくビジネスマンの姿勢を整理したい人に最適です。★★★★☆
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